デイトレードでよく使われる「RSI」や「MACD」といったテクニカル指標ですが、「この指標がうまく機能しない」と感じることがありませんか?
その原因の一つに、指標と銘柄の相性を確認していないことが考えられます。
◆指標と銘柄の相性が重要な理由
RSIやMACDなどのテクニカル指標は、銘柄によって有効性が異なります。
全ての銘柄に対して万能な指標は存在しません。
例えば、成長株と成熟株では値動きのパターンが異なるため、同じ指標を使っても異なる結果になることがあります。
そのため、各銘柄に対して指標が正しく機能するかを確認することが重要です。
◆過去のチャートで指標と連動しているか確認しよう
指標が銘柄に対して機能しているかどうかを確認するために、過去のチャートを振り返ることが効果的です。
チャートを見ながら、RSIやMACDが示した売買シグナルと実際の価格変動がどの程度連動しているかをチェックしましょう。
- RSIが70を超えた時に株価が下がっているか
- MACDのクロスがトレンド転換のポイントになっているか
これらの点を確認することで、その銘柄に対して特定の指標が有効かどうかを判断できます。
◆連動しているなら、その指標は使える
過去のチャートで、指標が価格変動と一貫して連動している場合、その指標はその銘柄に対して有効と考えられます。
その場合、今後のトレードでも同じ指標を使って売買タイミングを判断することができるでしょう。
反対に、指標とチャートの動きが連動していない場合は、別の指標を試してみることが推奨されます。
銘柄ごとに適した指標を見つけることが、デイトレでの成功のカギとなります。