株には「約定日」と「受渡日」があります。
株を売却して注文が確定すると、その日が「約定日」です。
注文が確定しても、お金がすぐに手元に入るわけではありません。
なぜなら注文は確定しましたが、株式とお金の交換をまだしていないからです。
お金と株式を交換する日を「受渡日」といいます。
「受渡日」は「約定日」から2営業日目です。
なので証券口座から出金できない原因は「受渡日」前で、お金が証券口座に入っていないからです。
そのため、出金するには「受渡日」を待つ必要があります。
例えば、月曜日が「約定日」の場合、2営業日目の水曜日が「受渡日」です。
楽天証券の場合、「らくらく出金 → 通常出金(指定日出金)→ 自動出金(スイープ)」の順番で出金時間が早いです。
「らくらく出金」の場合は、受渡日当日の0時05分以降から出金可能です。
「自動出金」の場合は、受渡日当日の22時以降から自動出金されます。
ここで、疑問があると思います。
「受渡日」前で、お金が手元に無いはずなのに、売買できていましたよね。
それは売ったお金が入ってくる前提で「買付余力」として取引をしていたのです。
参考サイト
【お悩み】証券口座からお金が出せませんでした
株を売ったあと、すぐに証券口座から銀行口座へ出金することはできません。株取引の仕組み上、出金できるのは2営業日目からです。