「PBR」「PER」とは、株価の適正価格を見極めるための指標です。
松井証券のYouTube動画が大変わかりやすかったので視聴をオススメします。
◆PBRとは?
PBRとは、企業の純資産に対しての指標です。
株価が1株当たりの純資産の何倍かを示します。
計算式:PBR=株価÷1株当たりの純資産(BPS)
PBRが1倍より低い場合、本来の価値より市場評価が低い状態というのがわかります。
例えば「PBR 0.5倍」の株があったとします。
その株は「5000円で買った財布の中に1万円入っていた」のと同じ状況なのです。
◆PERとは?
企業の純利益に対しての指標です。
株価が1株当たりの純利益の何倍かを示します。
PERの大きさは業界によってバラバラです。
PER20倍など、高いからといって良いとは限らないのです。
そのため業種によって、その業種の平均値と比較する必要があります。
PBRが1倍以下というのは、恥ずかしいことなので
東京証券取引所がPBRが1倍以下の株を1倍に引き上げるように要請を出しました。
更にPBRが1倍以下の企業はリストアップすると発表されました。
そのためPBR1倍以下の株が、これから値上がりする可能性があります。
PBR1倍以下の株は狙い目なのです。
市場区分の見直しに関するフォローアップ | 日本取引所グループ
日本取引所グループは、東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引所等を運営する取引所グループです。
最後にPBRが1倍以下の企業がリストアップされたファイルの情報をお伝えします。
上記の東京証券取引所のサイトの「開示企業一覧表」の『「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関する開示企業一覧表』のExcelファイルをダウンロードしましょう。
東証がリストアップしているPBRが1倍以下の企業を確認できます。
ちなみにリストは、1ヶ月ごとに更新されます。